ノルウェーが電気自動車で快挙、シェア4割へ (1/3) – ITmedia

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エネルギー問題が「存在しない」ノルウェー

 ノルウェーにはエネルギー問題が存在しない。エネルギー問題に苦しむ日本から見るとこのように見える。

 ノルウェーは日本とほぼ同じ広さ(38万6000平方キロメートル)の国土に、北海道とほぼ同じ527万人が暮らす。海面下の深さが1000メートルに達する深い谷「フィヨルド」(図A-1)や輸出量世界第2位の漁業国というイメージが強いものの、エネルギーにも恵まれている。

図A-1 ノルウェー最大のソグネフィヨルド 出典:jacq氏(pixabay)


 原子力発電や石炭火力発電とは無縁だ。電力の96%を水力発電でまかなう。残りはガス火力発電(1.8%)と風力発電(1.6%)。

 巨大な揚水発電所を複数備え、デンマークやドイツで余った自然エネルギー由来の電力を輸入し、他国で不足したときに輸出している。いわば国内に超大型蓄電池が備わっているかのようだ。2014年の国内発電量は、IEA(国際エネルギー機関)によれば1423億キロワット時(kWh)、輸出電力は219億kWh、輸入電力量は63億kWh。

 さらに化石燃料にも恵まれている。1971年に国土の南西に広がる北海で海底油田が発見された後、1975年には原油の輸出を始めた。石油産出量のシェアは2014年時点で2.0%。天然ガスはさらに優位にある。生産シェアは世界第7位の3.3%だ。石油とガスの事業収入を年金の資金として国が積み立てている。




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