車載カメラ市場、2025年には4倍に – 日経テクノロジーオンライン

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 富士キメラ総研は2017年11月10日、ITS(高度道路交通システム)関連市場の見通しを発表した(図1)。大きな伸びを見込むのは車載カメラ(図2)。市場規模は2016年の980億円に対して、2025年には約4.2倍の4150億円となる見通しを立てる。各地域ごとに安全性能を評価する「NCAP」が推奨している、前方車接近警報や衝突被害軽減ブレーキの搭載によって車載カメラの需要は拡大する(関連記事:Mobileye圧勝 JNCAP試験)。

図1 富士キメラ総研が推定したITS市場の推移

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図2 フロントウインドー上部の車内側にカメラを搭載する、トヨタ自動車「ヴィッツ」

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 同社はITS市場を大きく三つに分けている。車載機器、通信、インフラである。車載機器は、車載カメラやミリ波レーダー、ディスプレーやETC車載機などを含む。市場規模は2016年の1兆423億円に対して、2025年には約2.4倍の2兆5153億円に拡大するとよむ。

 通信の分野では3Gや4G、5Gなどの回線用セルラーモジュールを軸に、Wi-FiやBluetoothなどの無線通信技術の市場を対象に調査している。2016年の同市場の規模は1353億円。これが2025年には約4.2倍の5718億円になると推定する。市場の大部分を占める回線用セルラーモジュールに関しては、2016年の1027億円から2025年には約4.7倍の4865億円になるとよむ。

 インフラの分野では、駐車場システムや電気自動車(EV)向けの充電スタンド、配車管理サービスなどを対象に調査を実施。市場規模は2016年の5048億円から2025年には約1.9倍の9716億円に成長すると見込む。車載機器や通信の分野に比べて市場の伸びは小さいが、自動運転技術の運用に不可欠なV2Xシステムの需要が安定して拡大していく。




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