アングル:OPEC、米シェール企業やファンドと初めて協議 – 朝日新聞

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 [ヒューストン 7日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は石油の世界的供給過剰への対処方について話し合う相手の幅を広げており、このほど初めて米シェール企業やヘッジファンドと協議を行った。

 OPECは5日にパイオニア・ナチュラル・リソーシズ<PXD.N>やコノコフィリップス<COP.N>など米シェール企業と会談。さらに7日にはファンドの経営幹部とも会談の場を持った。

 OPECのバルキンド事務局長がエネルギー業界の年次会合「CERAウィーク」で語ったところによると、OPECがシェール企業や投資ファンドと二者間の会談を行ったのは初めて。

 シェール企業やヘッジファンドは石油の増産で重要な役割を担うようになった。産油業界は新規参入組向けに低コストの資金が提供されるため、大手は大規模で長期のプロジェクトから、投資家のためにすぐにキャッシュを生むことができるプロジェクトへと、開発の軸足を移さざるを得なくなっている。

 バルキンド事務局長は、OPECは原油の先物が現物に与える影響について考えるイベントを計画していると述べた。ただ、計画の詳細には触れなかった。

 シェール企業パイオニアのスコット・シェフィールド執行会長はOPECと米シェール企業との会談について、ともすれば利害が対立しがちな両者の関係ががらりと変わったことを反映していると説明。「OPECとシェール企業との対話がこれほど頻繁になったことはかつてない」と話した。

 OPECは昨年11月の減産合意にあたり、ロシアやカザフスタン、メキシコなどOPEC非加盟国からも合意を取り付けている。 

 供給過剰問題への対応で交渉相手を広げようとするOPECの取り組みは今後も続く見通しだ。

 バルキンド事務局長はOPECが協調減産を6月以降も継続すると決める場合、OPEC非加盟国の参加が欠かせないと述べた。

 OPECは5月に再び会合を開く予定。





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