【特集】清水洋介氏【調整入り東京市場、「下値メド」と「反転時期」】(2) <相場観特集> – 株探ニュース

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清水洋介氏(Argo Navis フィナンシャルコンシェルジュ)

―冬目前・上昇トレンド復帰はいつ、ここからの狙い目を聞く―

 週明け13日の東京株式市場は日経平均株価が大幅安で4日続落、目先下値を探る動きにある。10月下期相場入りから日経平均は一気に2万円台を駆け上がり、バブル崩壊後の高値を抜いてなお上値を慕う展開をみせたが、さすがに前週後半から利益確定売り圧力が買いに勝る流れとなった。秋から冬への季節の変わり目に相場のトレンドもまた変化をみせるのか。ここから年末に向け想定される展開について、先読みに定評のあるマーケット関係者3人に聞いた。

●「上昇要因一巡で、年内は調整局面入りの可能性」

清水洋介氏(Argo Navis フィナンシャルコンシェルジュ)

 日経平均は、年内調整局面入りとなる可能性があるとみている。日経平均は16連騰を演じるなど、今月上旬までの上昇のピッチは速かった。それだけに、調整に入るのは、当然のことと言えるだろう。

 10月以降の株価急伸の背景には、「決算発表による業績の上方修正期待」に加え、「ヘッジファンドが株価急伸に合わせトレンドフォローの動きを強めたこと」、「米国株から割安な日本株へのシフトが強まったこと」、それに「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]を空売りしていたような向きによる買い戻しの動き」などがあったと思う。

 しかし、これら株価を押し上げた要因も米国から日本への資金シフトを除けば、当面はほぼ一巡したとみられる。次の焦点は、来年1月下旬から始まる第3四半期(17年4-12月)決算の内容であり、それまでは株価は調整局面となりそうだ。とは言え、日本企業の業績は好調であり日経平均の大幅な下落は見込んでいない。2万2000~2万3000円を中心とする一進一退が続くだろう。

 全体相場が上昇するなか、ここから買える銘柄は少なくなっているが、自動運転人工知能(AI)絡みで再評価余地がある電機や電子部品株などに注目したい。村田製作所 <6981> や日本電産 <6594> 、TDK <6762> など。電機株ではNEC <6701> や富士通 <6702> などが面白いだろう。

(聞き手・岡里英幸)

<プロフィール>(しみず・ようすけ)
大手証券会社に入社後、外資系証券会社、外資系オンライン証券会社などを経て、証券アナリスト、テクニカル分析の第一人者として、「チャートの先生」「ストラテジスト」の役割でテレビのレギュラー出演や雑誌の連載などで活躍。現役ディーラーとしても日々相場と対峙している。10年以上続いているメールマガジン「日々是相場」や投資に関しての講演などを行っている。2014年5月株式スクール開校、証券投資の本質、株式投資の楽しさを啓蒙している。

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