【経済ななめ読み】東芝「切り売り」は正解か – 産経ニュース – 産経ニュース

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 土光敏夫ら名経営者を生んだ名門企業の東芝が「解体」の危機にひんしている。再建の道筋が全く見えないからだ。

 東芝は平成29年3月期、米原発事業の巨額損失で債務超過に陥り、優良半導体子会社「東芝メモリ」の売却を決めたが、売却先をなかなか絞り込めない。

 東芝は6月下旬、官民ファンドの産業革新機構が主導する「日米韓連合」を優先交渉先に選んだものの、協業先の米ウエスタンデジタルが売却反対を求めて米国の裁判所に提訴。米カリフォルニア州の上級裁判所は14日(日本時間15日)の初審問で判断を先送りし、28日に再審問する。訴訟リスクは残ったままだ。

 さらに、融資で日米韓連合に参画するはずだった韓国半導体大手SKハイニックスが議決権の取得を求めていることが7月に入って判明するなど、交渉には暗雲が漂う。

 東芝は国内外に多くの従業員や取引先を抱えるだけでなく、原子力など最先端技術も多く保有する。仮に交渉がまとまっても優良事業の切り売りは「解体」につながるだけだ。今回のドタバタ劇をきっかけに再建策を見直すべきだろう。(章)




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