福山駅前再生 「城下町体感エリアに」 – 読売新聞

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 ◇経済同友会支部が提言 公園整備やアプリ開発

 人通りが減ったJR福山駅前(福山市)について、広島経済同友会福山支部(寺田豊支部長)は、活性化に関する提言書をまとめた。近未来の駅前の姿として、江戸時代に福山城の外堀と瀬戸内海に通じる運河を遮断していたせき築切つっきり」を再現して周辺を公園にするなど、駅前を城下町の歴史や文化を体感できるエリアにすることを目指す。(矢沢慎一)

 駅前は、江戸時代から城下町として栄え、戦後は周辺の商店街や商業ビルが買い物客らでにぎわった。しかし近年、大型店の郊外進出などの影響で人の流れが変わり、空き店舗や空きビルが目に付くようになったという。

 提言では、駅そばの伏見町に築かれた築切一帯を公園にするほか、駅南側も広場にし、現在あるバスターミナルなどは南側の国道2号近くに移動させる。公園や広場の整備などは、国・県の補助や市予算で賄うだけではなく、基金を創設して経済界や市民らが支援する仕組みも整えるという。

 AR(拡張現実)の技術を活用し、駅前周辺を歩きながら城下町の町並みや文化を体験学習できるアプリの開発も求めている。

空き店舗活用も また、企業が出資して起業家らを支援するファンドを設立し、空き店舗を活用したビジネスを促すほか、デニム製造など備後地域のものづくり企業の本社機能を集約したビル建設も想定している。

 国道2号については、駅前近くの約700メートルの区間を地下道とすることで、歩行者や自転車が駅前エリアを行き来しやすくすることも目指す。

 寺田支部長らは12日、枝広直幹市長に提言書を提出。「官民が一緒になって駅前再生に取り組みたい」と訴えた。

 枝広市長は3月までに駅前活性化を図る「駅前再生ビジョン(仮称)」を策定する方針で、寺田支部長らの提言に「駅前が城の遺構の中に存在するのが福山の特徴。そうした個性をイメージできるまちづくりを進めたいという、私の思いと重なる部分もある。大切に受け止めたい」と応じた。




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