はれのひ、賃金未払い重ねる 労基署が是正勧告5回 – 日本経済新聞

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 成人式を前に突然休業した振り袖販売・レンタル業「はれのひ」(横浜市)が従業員に賃金を払えず、昨年8~12月に計5回、横浜南労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが12日までに、関係者への取材で分かった。

「はれのひ」が着付け会場として予定していた横浜市港北区のホテル前に集まる新成人ら(8日、共同)

 1年以上前から賃金の支払いが遅れていたとの情報もあり、今年の成人式に晴れ着を着られないトラブルを続出させた同社の深刻な財務状況が浮き彫りとなった。

 関係者によると、従業員から労基署に賃金の未払いを訴える声が相次いで寄せられており、2016年末ごろから、賃金の支払いが所定日よりも遅れるようになったとの相談があった。17年の成人式の際にも経費の支払いが滞っていたという。

 労基署は昨年11月1~30日分の賃金が30人の従業員に対し、12月の所定日に全額支払われていないことを確認。未払い額は計約460万円に上り、12月26日付で是正勧告した。8月からの賃金についても一部しか支払われておらず、未払い額はさらに膨らむとみられる。

 同社は労基署に対し、成人式の時期に売り上げが伸びるとして「1月になれば収入が増加する見込みだ」と説明。ところが昨年末には「資金提供が受けられなければ、賃金が支払えず、事業活動も困難になる」と苦しい経営状況を伝えていた。

 東京商工リサーチによると、はれのひの負債総額は16年9月期時点で約6億1千万円。店舗の開設費用や人件費の増加により、同期末で約3億2千万円の債務超過に陥っていた。

 はれのひを巡っては、横浜市などの自治体や警察に新成人らから計560件超の被害相談が寄せられ、契約額ベースで総額約1億8400万円に上る。〔共同〕




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