米国株、小動きで始まる ダウ一時最高値も銀行株には売り – 日本経済新聞

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【NQNニューヨーク=森田理恵】5日の米株式相場は小動きで始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比27ドル35セント高の2万4317ドル40セントと、前日に付けた最高値を上回っている。投資判断の引き上げがあった外食のマクドナルドが上げ、ダウ平均を押し上げている。ただ、減税など税制改革への期待から買いが続いた銀行株などが利益確定売りに押され、ダウ平均は下げに転じる場面もある。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同10.134ポイント高い6785.500で推移している。減税効果が相対的に小さいとしてこのところ売られてきたハイテク株に買い戻しが入り、指数を下支えした。

 自動車用品販売のオートゾーンが急伸して始まった。朝方発表した四半期決算で既存店売上高や1株利益が市場予想を大幅に上回り、好感された。米銀大手バンク・オブ・アメリカは18年6月までに自社株を追加で50億ドル買い増すと発表し、買いが先行した。アナリストによる投資判断の引き上げが伝わった写真・動画共有アプリのスナップも高い。

 「カルバン・クライン」など高級ブランドをライセンス生産するG―3アパレル・グループも大幅高。四半期決算の発表にあわせて18年1月期通期の業績見通しを上方修正し、買いを集めた。ダウ平均の構成銘柄ではクレジットカードのアメリカン・エキスプレスや航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズ(UTC)に買いが先行した。

 高級住宅建築のトール・ブラザーズが急落して始まった。17年8~10月期決算で売上高と1株利益がともに市場予想に届かなかった。「アン・テイラー」などを傘下に持つ女性衣料品のアシーナ・リテール・グループは前日夕に明らかにした業績見通しが弱気と判断され、売りが殺到した。電気自動車(EV)のテスラもアナリストの投資判断の引き下げを受けて小幅安で始まった。

 ダウ銘柄では映画・娯楽のウォルト・ディズニーが利益確定売りに押されている。メディア大手21世紀フォックスの一部事業の買収が近いと寄り付き直前に伝わったが、前日に大きく上げており一段の買いは限られた。シェブロンやエクソンモービルなど石油株も軟調に始まった。




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