「AWSを使わないことはリスク」を痛感した米国の1週間 – ITpro

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 先週、予定通り米国のラスベガスを訪ねました。11月27日から12月1日に開催されたAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)のイベント「リ・インベント(re:Invent)」に参加したのです。リ・インベントの来場者数は4万3000人に達したそうです。私は一昨年から毎年参加していますが、2015年が1万9000人、2016年が3万2000人と増加ペースは鈍っていません。

 AWSのアンディー・ジェシーCEO(最高経営責任者)のキーノートスピーチは大変な盛り上がりを見せました。

キーノートスピーチに立つAWSのアンディー・ジェシーCEO

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 オラクルのラリー・エリソン会長とのエールの交換のような応酬はお約束どおりです。ホラー映画の怪物とエリソン会長が並んでいる前で、男性が女性に「昨晩、君を怖がらせていたのはどいつだ?」と聞いているマンガを紹介して、オラクルがユーザー企業にとって制約条件になっていると強調しました。

 9月のオラクルのイベント「Oracle OpenWorld」では、エリソン会長がキーノートスピーチで、AWSのデーターベースパフォーマンスをOracle Cloudと比較してこき下ろしました。そんな応酬が毎年繰り返されているので、聴衆も今年は何をいうんだろうと楽しみにしているところがあります。

話題の中心は1300もの新サービス

 次いでゴールドマン・サックスのCIO(最高情報責任者)が登場して、同社のAWS利用についてプレゼンテーションしました。ゴールドマン・サックスは世界トップの投資銀行ですが、従業員の3割近くがITエンジニアというテクノロジーカンパニーでもあります。金融界のITを名実ともにリードしてきた同社が「我々はAWSを選択した」というメッセージを出してくると、強烈なインパクトを感じました。

 米国でもAWSの採用に二の足を踏んでいる金融機関はかなりありました。先日、CIA(米中央情報局)がAWS を採用したという発表があり、セキュリティを理由にAWS は使えないと言う言い訳はもうできなくなったようです。




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