サウジアラムコのIPO、世界最大級の株式投資家を失う可能性 … – ブルームバーグ

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世界最大規模の新規株式公開(IPO)を売り込むのはそもそも容易ではなかったが、サウジアラビアにとってその任務はさらに複雑になった。国営石油会社サウジアラムコのIPOに向け、最大級の株式投資家の支援を得られなくなりそうだからだ。

  ノルウェーの1兆ドル(約113兆円)規模の政府系ファンド(SWF)について、同国中央銀行は石油・ガス関連株の処分を提言した。ノルウェーは世界屈指の産油国であり、同ファンドはエネルギー分野に重点的に投資。大手石油会社のほかブラジル石油公社(ペトロブラス)など国有企業の株式も保有している。

  今回の提案をノルウェー政府が支持した場合、サウジには2つの問題が生じる。まず、アラムコのIPOの事前段階もしくはブックビルディング中に主要な投資家候補を失うことになる。サウジ政府はアラムコの企業価値が2兆ドルに上ると見込んで、株式の最大5%を放出して1000億ドルを調達する計画で、アラムコにはできる限り多くの投資家が必要だ。また、石油会社株は潜在的に塩漬け状態の資産であるため避けるべきだとの見方が広がる可能性もあり、欧米の年金基金によるアラムコ株への投資意欲が低下する恐れがある。

  アラムコはコメントを控えた。

原題:Saudi Aramco’s IPO Just Lost World’s Largest Equity Investor (1)(抜粋)



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