米国株、ダウ反発 出遅れ銘柄に買い、M&Aも支え GE急落 – 日本経済新聞

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【NQNニューヨーク=滝口朋史】13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比17ドル49セント高の2万3439ドル70セント(速報値)だった。前週に9週ぶりに下落したのを受け、公益事業など出遅れ感の強い銘柄を中心に押し目買いが入った。米税制改革案の先行き不透明感が根強いうえ、経営改善策を発表したゼネラル・エレクトリック(GE)が急落したため上値は重かった。

 13日は相場の材料となるような主要な経済指標の発表がなく、個別銘柄の物色が中心だった。米長期金利の上昇圧力が鈍いとの思惑もあり、継続的な配当が期待される公益事業株などが買われ、相場の支えになった。

 M&A(合併・買収)を巡る思惑も相場を押し上げた。前週末に玩具大手ハズブロが買収を検討していると伝わったマテルが急伸。ハズブロも上昇した。13日に半導体大手ブロードコムの買収価格が低すぎるとして買収を拒否すると発表したクアルコムも買われ、投資家心理の支えになった。

 一方、13日の投資家向け説明会で事業売却を進める方針を示したGEが7%安と急落し、1銘柄でダウ平均を10ドルあまり押し下げた。2017年10~12月期の配当を前期の2分の1に減らし、市場予想を下回る利益見通しを示したのが嫌気された。

 トランプ米政権が目指す税制改革法案で上下両院が異なる法案を提示し、先行きの不透明感が意識されているのも相場の重荷になった。目先の利益を確定する目的の売りなどに押され、ダウ平均は80ドル近く下げる場面があった。

 ナスダック指数は続伸し、前週末比6.656ポイント高の6757.595(速報値)で終えた。世界的なヒット作となった映画「ロード・オブ・ザ・リング」のテレビ版の版権を獲得したと発表したアマゾン・ドット・コムなど主力株の一角が買われた。




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