台北医学大学付属病院とDTCOが世界初の健康管理ブロックチェーン … – SankeiBiz

Home » 07事業再・M&A » 台北医学大学付属病院とDTCOが世界初の健康管理ブロックチェーン … – SankeiBiz
07事業再・M&A, アライアンス コメントはまだありません



台北医学大学付属病院とDTCOが世界初の健康管理ブロックチェーン・プラットフォームphrOSをリリース

台北医学大学付属病院とDigital Treasury Corporationが世界初の健康管理ブロックチェーン・プラットフォームphrOSをリリース

AsiaNet 71015 (1815)

【台北(台湾)2017年11月14日PR Newswire=共同通信JBN】台北医学大学付属病院(Taipei Medical University Hospital)とDigital Treasury Corporation(DTCO)は11月10日、台北のグランドハイアット台北で、ブロックチェーン・ベースの個人健康記録オペレーティングシステム(phrOS)を発表した。これによって、ブロックチェーン技術が健康管理セクターに正式に参入する。phrOSは患者中心の健康管理システムの登場を可能にし、個人は医療情報をデジタルで持ち運びすることができる。これは外部からのハッキング脅威からデータを守るだけでなく、複数病院間の一体的な治療と、個人による容易なオンライン保険金請求も可能にするので、個人医療記録を必要とする複雑な手続きに向かい合う必要がなくなる。Fubon Financial Holdingはこのプラットフォームを支援し、ブロックチェーン・ベースのスマート保険金請求のメリットの調査に積極的に携わっている。

グランドハイアット台北で開かれたHealthcare Blockchain Forumには、医療および科学コミュニティーの著名人が出席した。医療ブロックチェーン・アライアンスの船出を目撃し、祝福した著名な要人には、陳時中・衛生福利部長、リン・ジェンファン台湾医学大学学長、ユー・ワンルー国会議員らがいた。DTCOのヤコブ・リー最高経営責任者(CEO)が開会の辞で、健康管理セクターへのブロックチェーン活用のメリットを強調し、例えば個人のマイ健康記録、インテリジェント保険金請求のphrOSアカウントの開設など、アカウントの基本機能を紹介した。また台北医学大学最高情報責任者のサーメ・ロー博士は健康診断書、ウエアラブル機器のIoT、医療保険金請求の申し込みなどphrOSの活用について説明した。

ヤコブ・リーCEOはphrOSがPersonal Health Record Operating Systemの頭文字を取ったものであることを指摘するとともに、このプラットフォームを生み出す基礎をなすブロックチェーン技術、統合身元認証、オンライン承認、分散ストレージ技術、Ethereum認定ブロックチェーン、その他多数の技術開発を力説した。病院は新規登録の患者向けのphrOSアカウントを開設するか、既存患者向けの新規phrOSアカウントを開設することができ、その後、病院は健康診断書や医療情報をこれらのアカウントに移行して、個人が自らの医療情報を保存、蓄積することを可能にする。将来、個人はデータ利用を認め、他の医師、ヘルスケア提供者、保険提供者などの信頼できる関係者リストの中で、自動保険金請求のためにこのデータを回覧できる。病院は、個人のライフスタイル情報、環境情報などをリンクし、総合的な個人健康記録を作成することができる。

プレシジョン・メディシン(精密医療)の普及に専念する台北医学大学附属病院最高責任者であるレイ・チェン氏は、プレシジョンメディシンは情報の伝達と精度に基づいていると指摘した。患者の医療情報は現在、医療機関によって保管されている。このため患者の医療データの交換には、セキュリティー、プライバシー、異なるシステムの相互運用性を含む多くの要因がその手続きに影響を及ぼしている。ブロックチェーン技術はこの運用上の問題を大幅に解消し、業界横断プラットフォーム間における個人医療データの転送を向上させることができる。

レイ・チェン氏は、ヘルスケア・ブロックチェーン・アライアンスがデジタル医療のトレンドに後れないために不可欠であると強調した。将来、このアライアンスは、医療データ転送プロトコルの推進、作成、標準化を進める政府政策を実行することを目標としている。これとともに、アライアンスは一体となってデータドリブンの新しい医療アプリケーション開発に取り組み、一般の人々の健康と幸福を向上させるソリューションを探求する。同時に、アライアンスは、デジタル医療記録の国際的な保管の普及を積極的に奨励していく。

Fubon Financial Holdingは医療保険金請求および請求処理の基本的手順がよりスムーズにできるように、ブロックチェーン・ベースのソリューション開発でDTCOと提携することによって、インテリジェントな医療保険金請求の目標を実現することに積極的に取り組んでいる。人々はこれまで、申請用紙に記入し、請求を裏付ける紙の資料を集めて医療保険金請求を申し込む必要があった。ブロックチェーン・ベースのソリューションを取り入れ、保険金請求を自動化し、審査手続きを自動化することによって、こうしたことは近いうちに歴史の一部となる。自動化されたプロセスは審査手続きの時間と費用を大幅に削減するとともに、詐欺事件も撲滅できる。Fubon Financial Holdingは健康管理ブロックチェーン・アライアンスに参加し、このプロセスを標準化し将来の参考になるベンチマークを作成するために共同で取り組んだ。

アルゴリズムの暗号化と分散会計モデルに基づくブロックチェーン技術は、金融セクターの改革にとって不可欠である。この技術は医療産業でも利用でき、従来の方法よりも安全で迅速に医療記録を転送、保存できる。

ヤコブ・リーCEOは世界が健康管理セクターへのブロックチェーン利用の実現に着手していると語った。これまで、台湾の医療業界は電子医療記録で目覚ましい成果を上げてきた。この業界はブロックチェーンの分野をリードして、世界規模の医療ブロックチェーン標準化に関するホワイトペーパー作成をリードすることができる。同時に、ブロックチェーンはオープンスタンダードの特質があるので、ビッグデータおよび人工知能を含むデジタル医療イノベーションを活用するブロックチェーンのアライアンスを構築することによって、医療器具および医療システムのIoTを加速することも可能である。

DTCOは大病院向けのphrOS Super Node、診療所向けのLight Node、ウエアラブル向けのミニノードもデモンストレーションした。その能力と必要性に基づき、健康管理システムはphrOSブロックチェーン・ネットワークに接続され、正確でタイムリー、かつ安全な健康管理を伴う「一般の人々中心」のパーソナライズされた医療サービスを確立することができる。

▽DTCOについて
Digital Treasury Corporation(DTCO)は2014年に設立された。同社の管理チームは国際的なブロックチェーン・サイエンティストと金融分野、ICT、生物医薬業界の専門家によって形成されている。DTCOは、生物医薬、健康管理、電子認証、クリプトファイナンスなどでの幅広い応用のために、企業とブロックチェーンの橋渡し役を務めている。業界コラボレーションを通じて、われわれはブロックチェーン技術が社会に大きな価値をもたらすことができると確信している。

phrOS website: https://phros.io
IPSeeds website: https://ipseeds.net
FB:  https://www.facebook.com/dtcoclub/

ソース:Digital Treasury Corporation




こんな記事もよく読まれています



コメントを残す