株式投資と恋愛の共通点 恋愛で損切りするも悲喜こもごも – ZUU online

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「銘柄に惚れ込んではいけない」これは投資家の間では有名な格言だ。これは、ある銘柄でたまたま大きな利益が出た時に、その銘柄が性格的に自分に合っていると錯覚し、その後たとえ利益が出なくてもその銘柄に固執してしまう投資家に対する警鐘である。

人間の恋愛模様でも、第一印象の良さが拭えずに「良い人だ」という感覚が強すぎると、その後の悪い行為まで良く見えてしまいその人に固執してしまうことがある。株式投資における投資家心理は、人間の恋愛心理と重なる部分があるのだ。ここでは株投資と恋愛の共通点をみてみよう。

「取引期間」を恋愛に例えると

株式投資,恋愛
(写真=PIXTA)

【長期投資】

企業の事業内容や財務状況に着目し、数年から数十年単位で続けること。ファンダメンタル投資とも呼ばれる。出来高や値動きではなく、財務諸表や決算書を読み解くことを大事にするスタンスだ。ちなみに長期投資で成功したウォーレン・バフェット氏も企業を選ぶ際には資産状況(財務)を重視する。

【長期投資的な恋愛】

長期投資的な恋愛は、現在の仕事ぶりや堅実かなどの資産状況を判断して付き合うことになる。容姿の良さや豪華なライフスタイルなど表面的な部分にはあまり興味がない。誠実かつ堅実であることが大事。

【短期投資】

デイトレードやスイングトレードのような1日から数日で株を手放す取引だ。短期投資は銘柄の取引量や値動きの良さに注目するので、企業の業績・財務や事業内容には興味がないといった特徴がある。

【短期投資的な恋愛】

キラキラ感や派手さなどの表面的な部分(容姿の良さやファッション、高価な車やマンションなど)を見て相手と付き合うことに似ている。そのため表面的な部分にほころびが生じると関係は破綻してしまうこともある。

「取引スタンス」を恋愛に例えると

【順張り投資】

上昇中の銘柄をこれからも上がると判断して買うこと。株価が好業績で配当もしっかり出していて、割高でない銘柄を選ぶと良い結果だでることがある。業績推移にブレがない(安定感が強い)ことを確認することが大事。

【順張り的な恋愛】

仕事が堅調で健康、見た目は普通だが明るく人生を楽しんでそうな人は長期的にみると恋愛や結婚も成功する確率が高くなるかもしれない。その際には、散財癖やギャンブル、浮気ぐせなど下落トレンドへ突入する可能性のある要素がないことをしっかりとチェックすることも大事だ。

【逆張り投資】

株価が下がり続ける銘柄の中から「今後の有望株」を選ぶ必要があるので熟練の技を要する。過去の株価と比べて今は安いと判断できてもその後もどんどんやすくなるという現象は株式市場では日常茶飯事だ。しかしうまく掴むことができれば、その後の大きな上昇を利益に変えることもできる。

【逆張り的な恋愛】

下落トレンドにある人は基本的には多くの人に見放されていることが多い。そのため、付き合うのはいたって簡単だが、その後も落ち続けることもあるために注意が必要だ。

逆張りで相手を選ぶには、今落ちている理由が一時的で今後回復可能なのか、それとも悪原因が性格的なところからきている長期的なものなのかを慎重に判断することが大事だ。恋愛初心者は要注意!ダメ男(女)を掴む可能性は大だ。

その他株式市場用語を恋愛に例えると

【損切り】

損切りとは、ある銘柄を購入した後で損失が発生した場合、その銘柄を売却して素早く損失を確定することをいう。いわゆる傷口をできるだけ広げずに当該銘柄と手を切り、他の銘柄へと移る準備をすることを指す。損失が広がるかどうかを自分の目で判断して行う必要があるので勇気のいる行為である。

【損切り的な恋愛】

恋愛で損切りが上手にできると、これまでの失敗を糧にして成功者と付き合えることもある。しかし一時的な落ち込みで感情的に損切りしてしまい、その後損切りした対象者が良い方に大化けしてしまい「あ〜あの時別れなければよかった!」となることもある。損切りも悲喜こもごもなのだ。

【退場】

株式投資でも恋愛でも本当に痛い目をみると、資産を全てなくして退場することになってしまう。退場後は二度と株には手をださないと誓うことになる。

【退場的な恋愛】

株で資産をなくしてしまって株式投資から退場になるように、残念ながら恋愛に失敗して手痛い目を負わされ恋愛市場から遠ざかる人もいるだろう。その場合には、真面目に働く=仕事が恋人となるという点ではどちらも似ている。株も恋愛も向かない人には向かないと思われるので、それも一つの人生である。

株の恋愛も「自分の目」を養うことが重要

上記の例は、共通している部分のみを抜き出して例にしているので、もちろん株式投資と恋愛で似ていない部分もたくさんある。

ただ、あくまで「自分の目」で良い伴侶を見つけようという点では共通しているのは確かであろう。良い銘柄、良い人にめぐりあうためには結局は自分自信を高めることが重要なのだ。

谷山歩(たにやま あゆみ)
早稲田大学法学部を卒業後、証券会社にてディーリング業務に従事。Yahoo!ファイナンスにてコラムニストとしても活動。日経BP社の「日本の億万投資家名鑑」などでも掲載されるなど個人投資家としても活動中。個人ブログ「インカムライフ.com」。著書に「超優待投資・草食編」がある

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