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06財務・会計, PBR(株価純資産倍率)/PER(株価収益率) コメントはまだありません



 日経平均の歴史的上昇によって、日本株市場が活況を呈している。流れ込んだ巨額マネーに主要株は軒並み高騰を見せるが、ポテンシャルはありながらもその恩恵にあずかれていない“出遅れ株”も存在する。今からでも間に合う、注目の銘柄を3人の目利きに聞いた!

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日経平均2万5000円を見据えた今から買いたい出遅れ株

 日経平均株価が11月9日に一時2万3000円を突破、約26年ぶりの高値を更新した。9月半ばから始まった上昇相場は勢いを増し、世界景気回復を追い風に新局面を迎えている。

「今回の上げ相場の牽引役は外国人投資家による買いです。しかし日経平均の急騰ぶりに比べ、小型株の中には、まだ割安な銘柄も数多くあるんです」

 そう語るのは、ベテラン投資家のかぶ1000氏だ。バリュー株投資を主体とし、累積利益3億円を達成した同氏が述べる割安株の基準は、時価総額200億円以下であること、PER(株価収益率)×PBR(株価純資産倍率)の「グレアム指数」が22.5を大幅に下回ること。この基準からまず挙がったのは、木材チップの販売を手掛けるオービス(7827)だ。

「新工場の設立を機に、本社のある広島県からの助成金が特別利益として来期に計上されることや業績内容の改善が投資家たちの期待を集めています。割安株ではカタリスト(その会社に注目を集める材料があるかどうか)も重要。指標で割安と判断して、投資した銘柄がそのまま放置されるいわゆる “バリュートラップ”への解決策となります」(かぶ1000氏)

ソニー株を見ているだけで外国人投資家を把握できる

 また11月上旬は、決算発表のラッシュ時期。本業の儲けを示す営業利益が20年ぶりに過去最高益を更新したソニー(6758)にかぶ1000氏は、言及する。

「過去のPERは30~50倍、それを鑑みると現在のPERは約18倍と、決して割高ではない。海外投資家の持株比率が高く、日銀225採用のETF銘柄という全員参加型。円安の恩恵も享受しているし、ソニー株の値動きを見ているだけで外国人投資家の動きが把握できる指標銘柄です」

 決算銘柄については、個人投資家の1881氏も明るい。投資する企業の決算書を読み込む手法を軸にし、これまで4億5000万円の資産を形成した同氏が推すのは、靴を中心としたECサイトを運営するロコンド(3558)だ。

「10月のEC受注高は9.4億円と過去最高。株価は割安ですし、ファッション系の業種は、単価が高くなる冬場が繁忙期。上場前、損益分岐点は100億円と社長が公言したが、今回の決算で既にそれを超えている。今後は成長のための前向きな投資も増えそうです」

 しかし出遅れ銘柄には、買いが少なく、一方通行の値動きをするものも多い。

「地合いは気にしますね。万一に備え、持つポジション量は一日の出来高の半分以下に抑えています」(1881氏)



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