日産社長の退任で分かったゴーンの野望 | プレジデントオンライン … – PRESIDENT Online

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中期経営計画「パワー88」は未達の可能性大

日産自動車のカルロス・ゴーン氏が4月1日付で、約17年間続けてきた社長と最高経営責任者(CEO)から退くことになった。しかし、その発表は突然、しかも異例な形で行われた。

通常この種の社長交代は社長と新社長がそろって会見を開いて発表するものだが、今回の社長交代は2月23日午前8時過ぎにリリースを流しただけ。広報部に会見の有無を確認しても、「会見を開く予定はない」と素っ気ない返事で、これまでと何か変わることはないということだった。

長期政権を続けるゴーン氏は常々、日産の社長交代について、「株主が決めること。株主が社長をやってほしいと言っている限りは続ける」と話していた。それだけに今回の社長交代に驚く業界関係者も少なくない。

日産は現在、2016年度を最終年度とする中期経営計画「パワー88」を進めている。世界シェアと売上高営業利益率でともに8%を目指すというものだが、16年4~12月の世界シェアは5.9%で、営業利益率は6.7%と未達が濃厚だ。

ゴーン氏は日産入り直後からコミットメント(必達目標)を掲げ、社内を鼓舞してきた経緯がある。そして、コミットメントが達成できなければ、その担当役員を退任させていた。そのため、今回の社長退任はコミットメントが達成できないことを追及されるのを避ける狙いがあったという穿った見方もできるが、日産のリリースにはこんな風に書かれている。

「三菱自動車の取締役会長に就任したこと、そして次の日産の定時株主総会の開催を控えていることから、今こそ、西川廣人氏に日産のCEO職を引き継ぐのに適切な時期であると判断した」

確かに三菱自動車の会長に昨年12月就任してからは多忙を極めているのは間違いないだろう。なにしろ、日産のCEO、ルノーのCEO、そしてルノー・日産アライアンスのCEOと合わせて四足のわらじを履いているわけだから当然だ。これではいかに仕事好きのゴーン氏でも身が持たない。




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