スマホで分かる収穫適期 樹上の果実を判定 眼鏡式端末に応用へ 秋田県立大 – 日本農業新聞

Home » 05人事・人材開発 » スマホで分かる収穫適期 樹上の果実を判定 眼鏡式端末に応用へ 秋田県立大 – 日本農業新聞
05人事・人材開発, 目標管理制度 コメントはまだありません



実用化に向け、収穫適期を判定する眼鏡式端末の開発を進める(秋田県立大学提供)

 秋田県立大学は14日、果実の収穫適期を果皮の色で判定する手法を確立したと発表した。スマートフォン(スマホ)のカメラで圃場(ほじょう)を写すと、果実ごとにカラーチャートの数値を測定し、数値から収穫を判定する。光量が減る曇りの日などに関係なく測定が可能で、同大によると、露地栽培で樹上の果実を判定する技術は初めて。新規就農者や新人従業員などの補助、一定品質をそろえた果実の収穫などが可能になるとみる。実証を進め、製品化を目指す。

 県果樹試験場、県産業技術センターと協力して開発。画像による判定は、変化する自然光の環境でも使える。圃場を撮影すると、果実を自動で認識し、日当たりや陰などの環境条件を基に補正。カラーチャートの数値を表示し、出荷基準の数値であれば収穫する。

 開発はリンゴを対象に始めた。側面のカラーチャート6段階と、底部のがく周辺の地色8段階を基に測定する。測定は、果実の側面、地色のどちらかでも可能という。

 スマホの専用アプリとして開発したが、操作で片手がふさがる課題がある。作業性を考え、カメラとモニター機能を持った眼鏡式端末で、画像を確認しながら収穫作業ができる形での実証を進める。

 同大学システム科学技術学部の石井雅樹准教授は「一番の課題は人手不足。誰でも収穫できる仕組みを求めていた。高齢化が進む中、省力化で産地を支えたい」と話す。手法は、他の果樹や野菜、花きへの応用も可能とみている。

 科学技術振興機構などが同日、東京都千代田区で開いた新技術説明会で発表した。


こんな記事もよく読まれています





コメントを残す