世耕経済産業大臣がベトナム社会主義共和国とフィリピン共和国へ出張しました – 経済産業省 (プレスリリース)

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本件の概要

世耕経済産業大臣は、11月7日から13日の日程で、ベトナム・ダナン、フィリピン・マニラに出張しました。
ベトナムでは、APEC閣僚会議に出席するとともに、ブルネイのリム第二外務貿易大臣、WTOのアゼベド事務局長、ニュージーランドのパーカー貿易・輸出振興担当大臣、ロシアのオレシュキン経済発展大臣、オーストラリアのチオボー貿易・観光・投資大臣、ベトナムのアイン商工大臣、インドネシアのエンガル商業大臣と二国間会談を行いました。また、11月10日には日越、日露首脳会談にも出席しました。
フィリピンでは、日ASEAN経済大臣会合とRCEP閣僚会合に出席するとともに、フィリピンのロペス貿易産業大臣と二国間会談を行いました。

1.APEC閣僚会議

ベトナムのミン副首相兼外務大臣及びアイン商工大臣の議長のもと、「地域経済統合のための新たな活力」や「成長のための新たな活力」のテーマを中心に、精力的な議論を行いました。

世耕大臣からは以下の提案や主張を行い、多くのエコノミーから賛同を得ました。

(1)「地域経済統合のための新たな活力」のテーマにおいては、自由で公正な貿易ルールの実現、デジタル貿易の推進、質の高いインフラの促進の3点について、主に以下の発言を行いました。

  • 保護主義に対抗し、自由貿易を推進する閣僚たちのコミットメントを明確に示すことが必要と訴え、自由で公正な貿易ルールを高い水準で設定し、レベル・プレイング・フィールドを広げることの重要性を強調。
  • WTOを中核とするルールに基づく多角的貿易体制の強化と、アジア太平洋地域における質の高いルール・メイキングの重要性を指摘。
  • デジタル分野での取組を加速し、情報の自由な流通を目指すべき旨発言。
  • インフラ関連法制度のレビューと能力構築、「質の高いインフラに関するAPECガイドブック」を充実させる提案などの日本の取組を紹介し、質の高いインフラ整備を加速していく考えを表明。

(2)「成長のための新たな活力」のテーマにおいては、零細・中小企業の競争力強化、経済構造改革を進めていく上での国有企業改革、女性の活躍推進を含む「ダイバーシティ経営」の促進、APEC地域の経済成長や安全保障の増進のための安価で信頼できる多様なエネルギーへのアクセス確保、アジアのLNG市場の拡大などについて発言いたしました。

閣僚共同声明及び首脳宣言では、多角的貿易体制の支持、保護主義への対抗、レベル・プレイング・フィールドの確保、質の高いインフラの促進など、我が国の主張が十分に反映されました。

2.二国間会談

(1)ブルネイ・リム第二外務貿易大臣との会談
RCEPについて意見交換を行いました。リム大臣からは、長年に渡る石油・ガスの二国間協力等についての感謝の言葉と、通商交渉における日本のリーダーシップを評価する旨の発言がありました。

(2)WTO・アゼベド事務局長との会談
来月の第11回WTO閣僚会合(MC11)の成功に向け、河野外務大臣とともに意見交換を行いました。世耕大臣からは、WTOが21世紀の貿易課題に対応していくことを示す上でも、電子商取引の分野で大きな一歩を踏み出す必要性があることを強調し、アゼベド事務局長からは、自由貿易の推進に向けた我が国のリーダシップに対する期待が示されました。

(3)ニュージーランド・パーカー貿易・輸出振興担当大臣との会談
アジア大洋州地域において貿易自由化の流れを確実にするため、緊密に協力していくことを確認しました。

(4)ロシア・オレシュキン経済発展大臣との会談
冒頭、中小企業協力に関する覚書に署名するとともに、8項目の「協力プラン」に関し、これまで署名された民間文書は100件を超えるなど大きな成果を挙げていることを確認しました。また、来年5月のサンクトペテルブルグ国際経済フォーラムを念頭に、「協力プラン」を肉付けするとともに、労働生産性向上とデジタル経済の実現という新しい目標も加えて日露の協力を充実させていくことを確認しました。

(5)オーストラリア・チオボー貿易・観光・投資大臣との会談
APEC閣僚会議、アジア大洋州の自由貿易、来月のMC11の成果に関し、意見交換を行いました。特に、MC11については、両国が重要視する電子商取引の分野で成果を得るべく、協力して議論を牽引していくことを確認しました。

(6)ベトナム・アイン商工大臣との会談
地域の経済連携や二国間の協力について、お互いの信頼関係に基づく有意義な意見交換ができました。特に、この1年間のAPEC議長国としてのアイン大臣のリーダーシップに敬意を表するとともに、9月に両大臣で署名した「戦略協力パッケージ」の一つの成果であるエネルギー分野の協力覚書に署名しました。

(7)インドネシア・エンガル商業大臣との会談
日ASEAN経済関係について短時間の意見交換を行いました。

(8)フィリピン・ロペス貿易産業大臣との会談
ASEAN議長としてのこれまでの尽力に感謝を伝えるとともに、質の高いRCEPの妥結に向けて交渉を加速していくことについて意見が一致しました。ロペス大臣からは、RCEPに対する日本の協力や、日本企業とASEAN企業の連携を強化するイベントである日ASEANフェアに対する日本の貢献に感謝する旨の発言がありました。

(9)その他
いくつかの国の代表団と個別に短時間の意見交換を行い、MC11の成功に向けて、各国が努力すべきとの思いを確認することができました。

3.ものづくり人材大使任命式

世耕大臣立会いの下、ベトナムの産業人材育成に貢献し、産業発展に積極的な活動をしているAOTS同窓会のトゥアン会長が「ものづくり人材大使」に任命されました。

4.日ASEAN経済大臣会合

日ASEAN経済大臣会合(12日)では、日ASEAN包括的経済連携協定(AJCEP)のサービス貿易・投資に係る改正議定書について、閣僚レベルの交渉が終結したことを歓迎しました。今後は、改正議定書の早期署名に向けた法的精査を進めることとなります。

5.RCEP閣僚会合

RCEP閣僚会合(12日)では、14日のRCEP首脳会議に向けて、交渉の進捗状況を評価するとともに、今後の交渉の進め方について議論しました。

RCEP交渉は、今年5月に世耕大臣から提案し、9月の閣僚会合で承認された、各交渉分野で達成すべき「基本要素」に基づき、年内の「重要な成果」を挙げるべく交渉を行い、今次会合では、これまでの交渉の前進や今後の課題について確認しました。

また、今後の交渉の加速化について、世耕大臣から、質の高いルールを実現するため、経過期間を設定するなどの柔軟性の検討や、分野を絞った中間会合の開催等について提案し、各国の賛同を得ました。

(APEC閣僚会議について)
通商政策局 アジア太平洋地域協力推進室長 福山
担当者: 内野
電 話 :03-3501-1407(直通)
03-3501-5909(FAX)

(日ASEAN経済大臣会合、RCEPについて)
通商政策局 経済連携課長 山口
担当者:阿部
電 話 :03-3501-1595(直通)
03-3501-1592(FAX)

(WTOアゼベド事務局長との会談について)
通商政策局 通商機構部参事官 河本
担当者:鬼塚、早水
電 話 :03-3501-5923(直通)
03-3501-5983(FAX)

(ブルネイ、ニュージーランド、オーストラリア、ベトナム、インドネシア、フィリピンとの二国間会談について)
通商政策局 アジア大洋州課長 岩田
担当者:朝倉
電 話 :03-3501-1953(直通)
03-3501-5898(FAX)

(ロシアとの二国間会談について)
通商政策局 欧州課長 南
担当者:(ロシア室)岡本
電 話 :03-3501-2838(直通)
03-3501-5880(FAX)

(ものづくり人材大使任命式について)
貿易経済協力局 技術・人材協力課長 栗本
担当者:相川
電 話 :03-3501-1937(直通)
03-3501-5981(FAX)

平成29年11月14日(火)




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