ロッテ、経営体制を透明化 持ち株会社制に移行 生え抜き幹部に代表権 – 日本経済新聞

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 【ソウル=山田健一】韓国ロッテグループは12日、持ち株会社(HD)制に移行した。グループ会社が株式を持ち合って創業家の支配を支える複雑な仕組みの解消を進め、経営を透明化する狙い。株式の持ち合いは直近の50件から13件に減った。創業家の会長と生え抜き幹部の2人が代表権を持つ。幹部に権限を委譲し、創業家に依存しない経営に改める。

 ロッテは食品製造や小売りなどを手掛け、韓国取引所に上場する4つのグループ会社(ロッテ製菓、ロッテ七星飲料、ロッテフード、ロッテショッピング)をそれぞれ事業会社と投資会社に分割。その上で4つの投資会社を合併により1社にまとめ、HDとした。今月30日に韓国取引所に上場する見通し。

 韓国子会社42社を傘下に収めた。HDに入らなかったホテルや建設などを担う子会社についても、今後HDの傘下にする方向で検討する。ソウルで同日記者会見した黄●(たまへんに玉)圭(ファン・ガッキュ)社長は「HD制への移行を経営の透明性と革新性を高める第一歩にしたい」と抱負を述べた。

 代表権は創業家の辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長と黄社長が握り、辛会長が経営戦略の立案、黄社長が戦略の実行を担う。グループの経営権を巡っては辛会長とその兄の辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)氏が争った経緯があるが、ロッテの別の幹部は「資本関係を見れば明確な結論がでた」と話し、争いは収束したとの見解を示した。




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