ミャンマー、象皮の違法取引が急拡大 雌や子象も密猟対象に – SankeiBiz

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 ミャンマーは、象皮の違法取引が急増し、国内に生息する野生のアジアゾウの密猟が増加している。国際非政府組織(NGO)の世界自然保護基金(WWF)などによると、2017年は8月前半までに30頭の密猟が報告された。専門家らはかつてないほどのペースで個体数が減少していると懸念を表明した。現地紙ミャンマー・タイムズなどが報じた。

 英非営利団体(NPO)のファウナ・アンド・フローラ・インターナショナルのミャンマー支部幹部は「象牙が目的の密猟者は雄を狙うが、象皮の需要が急に増えたため母象や子象も密猟の対象になっている」と述べた。これまでも象皮の取引は行われていたものの、ここ数年で急拡大し、密猟の増加要因になったとしている。

 保護活動家によると、17年の密猟ペースはここ数年の平均を上回っている。密猟者は毒矢やライフルを使ってゾウを狩り、皮を剥いで1インチ(2.54センチ)四方当たり5000チャット(約400円)程度で取引業者に流しているもようだ。

 皮は装飾品や効能の証明されていない薬などにされ、最大都市ヤンゴンや中部モン州チャイティーヨといった観光地をはじめとする国内の市場でも売られている。この活動家は「野生のゾウの未来を守るため、こうした市場での販売をやめさせる必要がある」と述べ、政府の取り締まり強化を求めた。

 ミャンマー国内では数十年前まで1万頭以上の野生のアジアゾウが生息していたとされる。しかし、専門家は現在までに1400~2000頭に減少したとの見解を示し「あるいはもっと少ない恐れもある」と危機感を表明した。(シンガポール支局)




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