「原爆の影の下で育った」=ノーベル賞「感動」-イシグロ氏 – 時事通信

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ノーベル賞授賞式を前に、文学賞に決まったカズオ・イシグロ氏がスウェーデン・アカデミーで記者会見を行った。メディアの質問に自身の出生地・長崎や今後の文筆活動について語った=6日、ストックホルム

 【ロンドン時事】今年のノーベル文学賞が授与される日系英国人作家カズオ・イシグロ氏は6日、ストックホルムで記者会見した。長崎県で生まれた同氏は「私の母は2発目の原子爆弾の被害者であり、私はある意味、原爆の影の下で育った」と回想。その上で「われわれの住む世界はますます危険になっているが、何とかして安全に暮らし続けられればと願っている」と語った。
 イシグロ氏は、日本の人々が受賞決定を喜んでくれたことに「とても感動した」と述べた。さらに「私にとってノーベル賞は、世界中の人々が願っている何か、すなわち人間は競うのではなく、共に努力すべきだということを象徴していると思う」と訴えた。
 またノーベル平和賞が国際的なNGOの連合体「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」に決まったことについて「核問題の重要性に再び光が当たることになって、大変うれしい」と述べた。授賞式は10日行われる。(2017/12/07-00:45) 関連ニュース

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