成功へ導く「80対20の法則」 – Viewpoint

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“Few people take objectives really seriously. They put average effort into too many things, rather than superior thought and effort into a few important things. People who achieve the most are selective as well as determined.”
–Richard Koch – Author, Speaker, Investor, former Management Consultant
「目標を本気で考える人はごくわずかだ。ほとんどの人は、あまりにも多くのことに並みの程度の努力をするだけで、いくつかの本当に大切なことに真剣に取り組み、努力をしない。偉業を成し遂げる人というのは、固い決意を持っていると同時に目標を精選する」
–リチャード・コッチ、作家・講演家・投資家・元経営コンサルタント
(訳 舟田譲二)

リチャード・コッチはビジネス関連の本を20冊ほど書いていますが、その中でも特に有名なのは『人生を変える80対20の法則』です。
おそらく多くの人が聞いたことがあるのではないかと思いますが、「働きアリの法則」「パレートの法則」とも呼ばれているものです。
その一部を挙げると:

「働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる」
「働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている」
「よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる」

ビジネス界に当てはめると、
「売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である」
「売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している」
「売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している」
など、今日でも経営コンサルタントがよくセミナーで話したり、会社のマネージメントや戦略で用いられたりしています。

実はこの法則、19世紀にイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則(べきじょうそく)と呼ばれるものですが、リチャード・コッチはこれをヒントにまるで自分のオリジナルアイデアであるかのように『80対20の法則』と銘打って商品化し、大成功を収めたのです。
この他、リチャード・コッチは19世紀に発見された「カオス理論」や、「メメティックス」という原理を活用し、複雑なビジネスの世界を説明する『成功の科学』という本を著しています。

こうやって考えると、ビジネスに限らずさまざまなところにチャンスはいっぱい転がっている、ということがわかります。
コッチはこのようにして億万長者になり、ジブラルタルの他、陽当たりのいい3つの国に邸宅を持っています。
私と同い年なのに、こんなとてつもない大きな差が生まれるのは、やはりツボを押さえたやり方を活用しているかどうかの違いにあります。

これらのことから編み出されたコッチの億万長者の処世術からは学ぶべきことがたくさんあります。
「努力の平均水準を上げるのではなく、努力を一点に集中する」
「決められたコースを走るのではなく、近道を探す」
「最小限の努力で、人生の支配権を握る」
「網を広げるのではなく、網を狭める」
「多くの分野で平均点をとるのではなく、ひとつの分野で突出した成績を上げる」
「日常生活で、できる限りアウトソーシング(業務の委託・外注)を進める。 家庭仕事でも、自動車の修理でも自分でやらずにできるだけ専門家に任せる」
「よくよく考えて、仕事と会社を選ぶ。できれば人に雇われるより、他人を雇ったほうがいい」
「一番得意とすること、いちばん楽しいと思うことだけをやる」
「水面下に隠れている皮肉な現象や不思議な出来事を探す」
「重要な分野では全て、20%の努力が結果の80%につながるようにする」

たとえ億万長者にならないとしても、日常生活で私たちにも適用できることはたくさんあります。学生であれば、勉強時間の使い方やテストでの時間配分・得点の上げ方に、この他、家事や子育て、買い物、人間関係、スポーツ、お金の使い方等々にも応用できます。


「ジョージ学院長の元気が出るブログ」より転載
http://www.academygakuin.com/blog/




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